こんにちは、くまです。
仕事をしていると、色々悩むこともありますよね。
特にHSP気質のある方は、周りに気を使い過ぎて疲れやすいです。
HSPとは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略称です。
周囲からの刺激を受けやすい「繊細な人」を意味する言葉です。
これは、環境や性格といった後天的なものではなく、生まれ持った気質であるとされています。

私も「あれで大丈夫だったかな」と後から気になって、モヤモヤすることがあります。
そこで、HSPの本を読んだり、私が実際にやってみて、ラクに働けるようになったことをご紹介しますね。
HSPの人は、人に頼るのが苦手
HSPの人は、こんなことでモヤモヤしませんか?
- 子どもが熱を出して、仕事を休むと、周りに迷惑をかけて申し訳ないという気持ちになってつらい
- チームで分担する仕事があると、自分がしなきゃいけないと感じて、断りづらい
- 時短勤務をさせてもらってありがたいけど、自分が仕事で役に立っていないように思う



これは、すべて私のリアルなモヤモヤです。
これは私の場合ですが、同じようなことで悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
今は、色んな働き方がありますが、基本的に、仕事は他のスタッフと協力しないと進みません。
特に、子育てしながら働くワーママは、子どもの病気で仕事を休んだり、自分ではどうしようもないことも起こります。
ワーママが仕事を続けるには、周りの人に上手に頼ることが必要です。
これは私が10年ワーママをしてきて実感していることです。
ママではなくても、誰もが仕事をするときに、ひとりですべて抱えるのではなくて、上司や同僚に頼るのは大事だと思います。
ひとりで抱えていたら倒れてしまいます。
でも、HSPの人は周りの環境や雰囲気を感じ取るので、「悪いな、申し訳ないな」と思い、人に頼るのが苦手です。
ここでモヤモヤが生じます。



私も同じなので、よく分かります。
少しずつ人に頼る練習をしよう


上手に人に頼るというのは、ワーママ必須のスキルです。
でも、HSPの人にはハードルが高いと思うので、少しずつ練習していきましょう。
私は、こんな感じで3ステップで挑戦してみました。
家族に頼ることから始めてみる
まずは、お願いしやすい夫や両親に頼ることから始めました。
私は共働きを始めた頃は、「夫も同じように働いているんだから、私の方が早く帰れるから家事もしなきゃ」と思っていました。
- 洗濯もそうじも毎日きちんとしよう
- 子どもに毎日野菜も食べさせなきゃ
- 早く寝かしつけしないといけない
今思えば、私は完璧主義でした。
でも、きちんとしたいと思っていてもトラブルは起きます。
「〇〇くんが熱を出したので、お迎えにきてください」と保育園から連絡があったり、子どもがケガをしたり。
小学生になるとラクになるかと思えば、そうでもありませんでした。
学校から早く下校する日があったりと、予想できないことがたくさん起こります。
そこで、完璧主義はやめて、夫や両親に頼って、自分ができることを続けていくことにしました。
人に頼っていい、頼ることは悪いことじゃないと思えるようになってきました。
今はワーママを助けてくれる
お財布と心が笑顔になる家事代行サービスCaSy

など便利なサービスがたくさんあります。
自分に余裕がもてるように、使えるサービスは上手に頼ってラクしましょう。
自分に余裕があるときに、できることをする


私は、「困ったときは、お互い様」と思っています。
でも、自分が仕事を休んだり、何かお願いするときは、



相手にとっては迷惑かな…。
むこうは困ったときはお互い様とは思っていないかも、など色々考えてしまいます。



HSPあるあるかもしれませんね。
そこで、自分が納得できるために、子どもの体調が良い時期や、自分に余裕があるときは、積極的に周りの人を手伝ったり、代わりに仕事に出るようにしています。
そうすると、自分が急に仕事を休んで交代してもらっても、「私もこの前交代したからいいかな」と、安心できます。
また、上司や職場の同僚には、「最近子どもの保育園で風邪が流行っている」など、今の状況をやんわり伝えておきます。
そうすると、子どもが熱を出して休んでも、精神的にラクです。
断りづらいときは、今の自分の状況を伝えてみる


私もそうですが、HSPの人は、頼まれると色々考えてしまって断るのが苦手です。



断るのが苦手だから、自分が引き受けた方が丸くおさまると思いがちです。
相手も大変だろうから、私がやらなきゃと思って、何でも引き受けていくと、今度は自分がキャパオーバーになってしまいます。
はっきりと、「できません」、「したくありません」と言えたらラクだろうなと思います。



職場でなんでもはっきり言う人がうらやましい。
でも、なかなか仕事では言いづらいですよね。
私は、もうこれ以上は無理だと思うときは、今、自分が担当している仕事を説明して、いつ頃ならできると伝えています。
上司でも自分の部下の仕事を全ては把握していないと思うので、現状を説明して、その仕事を誰に振るかは上司に任せます。
これで、条件反射的に、「私がやります」と引き受けて、後から、「あー、やっぱり断ればよかった」とモヤモヤするのは避けられます。
一旦距離を置けるので、気持ちはラクになります。
上司にやっぱり私にやってほしいと頼まれれば、できるように調整してみます。
仕事ができる人は、何でも引き受けて、どんどん成果を出していくのでしょうが、私は自分がムリしないで、仕事を続けていきたいので、こんな方法にたどりつきました。


5年後、10年後のお互い様と思う


私は、今はまだ子どもが小さいので、子どもの病気で休むこともあり、「自分が迷惑をかけてる」と思いがちです。
でも、5年後、10年後は我が子が大きくなっていて、今度は後輩が出産して子育てをしているかもしれません。
そのときに、今度は私が「困ったときはお互い様だよ」と後輩に言えるようになっていたいなと思います。



いつか、今度は自分が人に頼られるときが来るはずです。
まとめ
HSPワーママは人に頼るのが苦手な方が多いと思います。
私は3ステップで練習して、少しずつできるようになりました。
- 家族に頼ることから始めてみる
- 自分に余裕があるときに、できることをする
- 断りづらいときは、今の自分の状況を伝える
人に頼ることは気をつかうし、難しいと思いがちですが、みんな本当は優しいです。
知らないうちに助けてもらっていることも、たくさんあると思います。
上手に人に頼ることは、仕事を続けるうえで必要ですし、ラクに働けるようになります。
少しずつ練習してみてくださいね。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。